こんにちは、daminです。

鏡越しに失礼します。
突然ですが、皆さん 電脳世界 行ってみたくないですか?
行ってみたいですよね?
今は頷いてもらえれば大丈夫です。

電脳世界とは、コンピュータネットワーク上に存在する仮想空間。
映画やアニメで見たことがある方は想像しやすいかもしれません。
見たことない人はごめんなさい。
「データ世界をカッコよく飛び回って、人知れずサイバーテロを防いだりしたい・・・」
中学生の頃よくそんな妄想に浸っていましたが、残念ながら22歳になった今でも同じようなことばかり考えています。多分ずっとこのままなんだと思う。困ったなー。
しかし、このたびあることに気がつきました。

この1と0、蓄光を使えば現実で再現できるのでは?
浴びた光を蓄えることで、暗闇でも光り続けられる「蓄光」。
光るパジャマと言われればピンとくる人もいるでしょう。
その蓄光を使って暗闇で光る数字を作り、飾れば、なんてことない部屋でも「電脳空間」にすることができるのではないでしょうか?
できるよね?
できなかった場合、意味のない数字に囲まれてクリスマスを過ごすことになりそうですが、まあせっかく思いついたので作ってみたいと思います。
やるぞ!
準備
Amazonで買いました。

蓄光テープ
初めて買ったんですけど、ちゃんと光るものを選ぶと幅10mm・長さ1mのものでも1つ600円するんですね。高い~。
4つカートに入れたら小計2400円と表示されたので、直前まで見ていたフライドポテトの食品サンプルも間違ってカートに入れてしまったのかと焦りました。
さて、これでデジタル数字を作っていきます。まずはテープを

おりゃ!

それっぽい形に切ります。
そしてこれを、事前に注文しておいた透明な塩ビ板に

丁寧に貼り付けて、

カッターで切り取れば、


あっという間に「10(イチゼロ)プレート」の完成です。
勢いで適当に作ったのですが、それにしては割といい出来なのではないでしょうか。
質量のある数字を手に持つことなんてそうそうないので、なんかちょっと興奮しますね。
あと、もしやと思い重さを計ってみたら

ぴったり10グラムでウケました。
あとは同じ要領でプレートを量産していけばいいだけ。どんどん作ります。

はい

はい

ほい

はい

はい

ほい



・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

ふぅ~、完成です。
地味な作業だったのでパパっと見せましたが、僕が不器用だったせいか作業に12時間以上もかかってしまいました。手が痛い~泣
写真には3つのプレートしか映っていませんが、他にもいくつか作ったのでたくさん飾ることはできそうです。

さらにこのように紐を括りつければ、吊るして好きな位置で固定することができます。完璧!
それではさっそく飾ってみましょう!
お披露目

普通の部屋
↓↓↓

よ う こ そ
どうでしょうか。かなり「電脳空間」っぽくなってませんか?
遠近感を意識して飾ったのが良かったのか、まるで空間に文字が漂っているかような非現実的な写真を撮ることに成功しました。今年の年賀状の写真はこれで決まりですね。

紐はテープでかなり雑に固定していますが、暗ければ見えないので問題ありません。
そしてこちらのトイレも・・・

ノーマルトイレ
↓↓↓

CYBER TOILET
カッコいいー。
個人的にはこっちの方が好きですね。
ただ用を足しながらスマホを弄っているだけなのに、まるで「これから電脳世界に転送される人」かのようです。用を足してるときに転送されたら嫌ですけど。
ちなみに便座からの景色は

こんな感じ。
日本地図とか貼るより絶対こっちの方がいいですね。死ぬまでこのままにしておきます。

せっかくなので屋上でも撮影してみることに。
準備が進むにつれ風が段々と強くなり、プレートが飛んでってしまいそうだったので「これは無理かな・・・」と諦めかけたのですが、

逆にブレたことで臨場感のある写真にを撮ることができました。
よかった~。
終わり

・・・以上です。
思っていたよりちゃんと電脳空間っぽくできたのは嬉しかったのですが、普通に生活するうえで空間に数字が漂っているのは邪魔でしかないということが分かりました。
紐に足を引っかけて転んだり、しゃがんだとき目に刺さったり。
まあ、現実見ろってことですかね。
もうすぐ2020年ですしね。
2020ってZOZOに似てるな。
ZOZOTOWNで来年の服でも買うか。
それでは、良いお年を〜。




(おわり)
2020年3月2日追記
オモコロ杯2020にてこの記事が銅賞を受賞しました!
やったネ!